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薄毛に効くという発毛剤とは?有効成分は?【日本皮膚科学会のガイドライン参考】

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薄毛対策において発毛剤の利用を検討している方や、CMで見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。ただ、そもそも発毛剤がどういった用途で使うべきか、またどういった成分が有効であるかを簡単にでも理解しておかないと、せっかくの努力が無駄になってしまいます。今回は、そんな発毛剤について簡単にご紹介します。

薄毛対策で使われる発毛剤とは?

まず、発毛とは髪の毛が生えてくること言います。つまり、薄毛対策に用いられる「発毛剤」は、髪の毛がなくなった状態から生やす薬です。厳密には、なくなった状態ではなく、髪の発生→発育が止まっている細胞に働きかける薬です。

発毛剤について理解するために、先に薄毛のメカニズムについて少し勉強しておきましょう。以下は、日本皮膚科学会の男性型脱毛症診療ガイドライン(2010 年版)の記載された、男性型脱毛症についての説明を一部抜粋してきた資料です。

男性型脱毛症とは,毛周期を繰り返す過程で成長期 が短くなり,休止期にとどまる毛包が多くなることを 病態基盤とし,臨床的には前頭部と頭頂部の頭髪が, 軟毛化して細く短くなり,最終的には額の生え際が後 退し頭頂部の頭髪がなくなってしまう現象

参考:https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/1372913421_2.pdf

つまり、薄毛は今まで髪が生えていた箇所の毛周期の成長期、いわゆる髪が生えてから伸びる期間が短くなり、休止期と呼ばれる、髪の成長が終わり、抜け落ちる期間でとどまることを意味します。ここで大事なのは、あくまで髪の成長が止まっているだけであり、また毛周期を正常に戻せば、髪は伸びてくる可能性は高いということです。そして、そこで発毛剤が有効となってくるのです。

発毛剤の有効成分とは?

発毛剤の中身についても簡単に理解しておきましょう。発毛剤の有効成分として、ミノキシジル・塩化カルプロニウム・フィナステリドがあります。まず、ミノキシジルについてですが、以下の様に、日本皮膚科学会の男性型脱毛症診療ガイドライン(2010 年版)の中でも記載がる通り、その効果が実証されているようです。

ミノキシジル外用の発毛効果に関し て良質な根拠があるので,男性症例に対して 5% ミノ キシジル外用液を外用療法の第一選択薬として,また 女性症例に対して 1% ミノキシジル外用液を男性型脱 毛症治療の第一選択薬として強く推奨する.

参考:https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/1372913421_2.pdf

塩化カルプロニウムに関しても以下の様に、日本皮膚科学会の男性型脱毛症診療ガイドライン(2010 年版)の中で、塩化カルプロニウム自体の効果の実証はされていませんが、他の薬品と一緒に使うことで効果はあるかもしれないとしてされていて、推奨されています。まず基本的に、発毛剤として塩化カルプロニウムのみを使うというケースはほぼ考えられないため、「塩化カルプロニウム自体の効果の実証はされてい」という点に関してはほぼ気にしなくいいと思います。

塩化カルプロニウム単独での有益性 は,現段階では十分に実証されていないが,生薬との 合剤を含むわが国での膨大な診療実績も考慮し,外用 療法の一つとして推奨することにする.

参考:https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/1372913421_2.pdf

最後に、フィナステリドに関しては内服薬としての効果は認められている様ですが、外用液としての効果は特に言及されていないので、その効果に関してはなんとも言いがたいところがあります。

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